蓄電池事業の分類
当社は、太陽光発電所やバイオマス発電所を基盤に、 「系統用蓄電所事業」「再エネ併設型蓄電池事業」を展開し、 再エネの主力電源化に貢献します。
系統用蓄電池事業
電力系統に直接接続された大型蓄電池です。電力系統とは、発電所や変電所、送電線、配電設備などのシステムのことです。
事業の目的と役割
電力需給の変動に合わせて充放電を行い、電力系統の安定化に貢献します。
再エネの有効活用
天候により変動しやすい太陽光や風力などの再エネの余剰電力を吸収し、発電量のコントロールを補完します。
系統用蓄電池の導入で参入可能な電力取引市場
近年では上記3市場のうち複数を組み合わせて蓄電池を運用し、収益性を最大化する 「マルチユース戦略」も注目されています。
長期脱炭素電源オークション
容量市場
「4 年後に必要となる電気の供給力」をオークション形式で売買する市場のことです。容量市場の目的は、国全体で将来必要な電力の供給力を確保することです。2020 年に電力広域的運営推進機関(OCCTO)により設立されました。容量市場で取引されるのは「電気」ではなく、「電力供給力(kW)」いわゆる「電力事業者のキャパシティ」が取引されます。当社は2024 年長期脱炭素電源オークション(2023 年度)2 案件を落札いたしました。
電力の安定供給を支える市場
需給調整市場
電力系統全体の需給バランスを保つために、送配電事業者が電力の余剰や不足を調整する市場です。 周波数の維持や瞬時の需給差の吸収など、電力の安定供給に不可欠な役割を果たしています。 当社は、蓄電池の出力をリアルタイムで制御し、この需給調整市場への参入を推進しています。
発電部門と小売部門をつなぐ市場
卸電力市場(JEPX)
卸電力市場(JEPX)は、日本唯一の電力取引所であり、発電事業者と小売電気事業者が電力を売買する場所です。 市場を通じて、電力の適正価格形成と安定供給を実現します。 当社は、再エネ由来の電力を市場に供給することで、脱炭素社会の実現を目指しています。
プロジェクト
ティーティーエス企画では、現在200 件越の高圧の蓄電事業の開発を日本各地で進めています。事業パートナー募集中です。
再エネ併設型蓄電池事業
出力制御時に再エネ併設型蓄電池に充電を行うことにより、出力制御量を低減し再エネ電力の最大値の活用を図ることができます。現在、当社は自社で所有している太陽光発電所に蓄電池の併設を進めております。
自社物件
2022/12更新




| No | プロジェクト | 運転開始 | 設備容量(MW) |
|---|---|---|---|
| 1 | 直方 | 2020年 | 23.2 |
| 2 | K7南尾 | 2019年 | 2.3 |
| 3 | K53漆生③ | 2017年 | 1.4 |
| 4 | K52唐津 | 2017年 | 0.6 |
| 5 | K46相田 | 2017年 | 2.0 |
| 6 | K39新道寺 | 2017年 | 2.0 |
| 7 | K30筑穂大分② | 2016年 | 2.0 |
| 8 | K20ラピュタファーム | 2016年 | 2.0 |
| 9 | K11綱分③ | 2016年 | 1.2 |
| 10 | K10綱分② | 2015年 | 2.3 |
| 11 | K13漆生② | 2015年 | 1.2 |
| 12 | K49佐伯 | 2015年 | 1.3 |
| 13 | K9綱分① | 2015年 | 2.0 |
| 14 | K32鯰田 | 2015年 | 1.2 |
| 15 | 31鴨生 | 2014年 | 1.8 |
| 16 | Ⅵ小郡吹上 | 2014年 | 2.0 |
| 17 | XXⅨ岩崎② | 2014年 | 2.4 |
| 18 | XXⅧ岩崎① | 2014年 | 1.2 |
| 19 | XXⅠ綱分 | 2014年 | 1.1 |
| 20 | Ⅱ田川 | 2014年 | 2.8 |
| 21 | Ⅰ田川 | 2014年 | 2.8 |
蓄電所開発で再エネ普及と電力安定化を実現!
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